食を通して素敵な生き方をご一緒に考えましょう

1月13日

野菜と会話しながら作る美味しい料理が話題になった早苗さん。

どうしたら野菜と話ができるのか、そんなユニークなセミナーや、軸のできるおむすびの結び方を全国で教えたりされてきました。

今回はその背景にある食を通して生き方について語っていただきます。

続いて、ご自身のメッセージをご紹介します。

食のお仕事に関わって20年。その中で、食に対するお悩みや、お子さんやご自身が食物アレルギーだという話を多く聞きます。 とても苦労されていると思います。今まであまり話してきませんでしたが実は、私自身も食と長年向き合ってきた1人です。
今から約30年前、まだ子供達が小さな頃、私は重度の拒食症になりました。食べる喜び。そしてその後に必ず訪れる苦しみ、罪悪感。8年間でなんとか克服するんですが、それも束の間。3年後のある日、今度は突然、喉からヒューヒュー音がして苦しさがやってきます。病院に行って出された診断は、乳製品と卵のアレルギーによる喘息の発作でした。再び好きなものが食べられなくなったショックと憤り!心も体も複雑さにまみれました。『食べれるものを失った』深い喪失感。さらに2人の子供達は育ち盛りの中学生と高校生でした。

家族は食事を変えることを受け入れてくれるかな?私は不安を感じていました。しかし、そんな不安が吹き飛んでしまうくらい家族の食事はスムーズにアレルギー対応の食事に変わりました。家族の理解と思いやりは私の支えになりました。 家族と同じ食事をすることは、一般的には当たり前のことかもしれませんが、当時の私にとって、同じ食事ができることは、この上なく幸せに満たされることだったからです。そしてアレルギー発症から20年。年月はかかりましたが、再び『食べたいものが食べれる状態へ』アレルギーを克服することができましました。

私は自らが拒食症やアレルギーを経験して食の大切さを痛感したのですが、その過程の中で、私自身にとってもっと大切なことを経験してきたように今は感じています。それは大切なことを大切に生きること。私たちは母であると同時に1人の女性です。体が大変な中、私がどんな時も何よりも大切にしていたのは、一人の女性であること。そして一人の人間であることでした。だから大変な状況でも、明るく笑顔でやり過ごしてこれたのだと感じています。還暦を迎えた今もなお、女性であるということに、日々喜びを感じて生きられています。

どんなに大変なことが起きても、お母さんが笑顔で輝いていれば、家族もきっと大丈夫です。また、どんなに大変なことがあっても、明るく輝いていけるのが本来の女性の姿だと思います。そして今こそ、女性の力が、明るさが、笑顔が、日本を、世界を、元気にしていく時だと私は感じるのです。世の中で頑張っているお母さん、頑張っている全ての女性に向けて、この大切なメッセージをお届けしたいのです。

 

日時 2024年1月13日13時〜15時

場所 神楽坂u-ma kagurazaka

料金 3000円

 

お名前

フリガナ

電話番号

ご住所

種別
お申し込みお問い合わせ

件名

内容


お名前

フリガナ

電話番号

ご住所

種別
お申し込みお問い合わせ

件名

内容


  • 〒104-0031
    東京都中央区京橋1-3-2 モリイチビル4F
  • 03-3281-0045
  • info@liaison-ten.jp

リエゾン概要

代表 新谷直恵

出版社勤務を経て、編集会社リエゾンを設立。
2010年からフリーの編集者として仕事をしてきましたが、
2017年12月に[リエゾン、]として活動を再開。
本作りは主に聞き書きを中心にしながら、出版企画にも携わります。
また本作りを中心にしながら、著者のお話し会やセミナーを開催していきます。